皆さんは、「36の基本的な動き」はご存知ですか？
人間の体の動きは「立つ」「ぶらさがる」「のぼる」など36の基本的な動きに分類されており、この動きを幼児期にたくさん経験して身につけることが望ましいとされています。
ボーネルンドのあそび場では、子どもが夢中になって楽しく遊ぶことができる環境と、あそびを引き出すプレイリーダーの存在が基本的な動きの習得に役立っているんです！
今回からグランフロント店で体験できる「36の基本的な動き」を連載していきます。
本日は、「36の基本的な動き」の中から3つ「まわる」「垂直にとぶ」「水平にとぶ」「うつ」「とる」を紹介します。
バランスを取る動き～まわる～
身長の高いおにいさんもサイバーホイールの中でグルリと１回転！
回転運動は全身の筋肉が鍛えられるだけでなく、全身の血行が良くなり、脳の働きも活発になります。
体が揺れることでバランスをとろうと脳が活性化し、全身のバランス感覚も養います。
からだを移動する動き
～垂直にとぶ～
おねえさん、上に高く飛べるかな？しっかり沈んで…
大ジャンプ！大成功です！
～水平にとぶ～
今度は前にとんでみましょう！おねえさん、一歩をどれだけ大きくとべるかな？
エアトラックは空気の反発力を利用して体中のバネが躍動する大きなトランポリンです。
いつもより高く跳べる、速く走れる、などいろんな動きに挑戦できます。
ものを使う・扱う動き
～うつ～
柔らかいソフトソーサーとしわくちゃボールで相手がキャッチできるように打ってみましょう！
スポンジ製の軽くて柔らかいソーサー（フライングディスク）。
握るとしわくちゃに縮み、手を放すと元に戻ります。
当たっても痛くないので、ソーサーを受け止める際の子どもの恐怖心を和らげることができ、からだ遊びの関心・上達につながります。
～とる～
大きさ、スピードの違うボールをからだ全部使ってキャッチできるでしょうか？
ギュッとにぎるとしわくちゃになり、すぐに元に戻る不思議なボール。
ほどよい弾力があるため、繰り返し握ることで自然に握力が鍛えられます。
中身がスポンジだから当たっても痛くなく、子どもの力に応じたスピードしか出ません。
そのため、成長段階に合わせて長く遊ぶことができます。
最後の36の基本的な動きはいかがでしたか？
36の基本的な動きの記事は今回で最終回です。
「うく」「およぐ」「ほる」などの疑似体験しかできないものや「おさえる」「つかむ」「くむ」などコロナ禍で表現が難しいものがありましたが、グランフロント大阪店では全部で36個のうち30個を体験することができました！
こちらの内容はグランフロント大阪店のレストスペースでも気軽にお読みいただけるように準備中なので、キドキドにお越しの際は親子でチャレンジしてみてくださいね。
過去の「36の基本的な動き」記事はこちら！
【第1回】「ぶらさがる」「はしる」「つむ」
【第2回】「はう」「くぐる」「ささえる」「たおす」
【第3回】「のぼる」「たつ」
【第4回】「のる」「ける」
【第5回】「はこぶ」「ひく」「おす」
【第6回】「わたる」「ふる」
【第7回】「なげる」「こぐ」「さかだち」
【第8回】「もつ」「わたす」
【第9回】「あるく」「おきる」「あてる」
