キドキドは、さまざまなあそびを通して子どもの好奇心を刺激し、
こころ・頭・からだの健やかな成長を促すあそび場です。
実際にキドキドで遊んだ子どもたちが心身ともにどのような効果や変化を感じているのか、
お客様の声や研究者による実験結果を交えてご紹介します。
キドキドで体験できるあそびの種類やスケール、またその場にいる異年齢のお友だちとの交流は、子どもたちの生活の変化に繋がっています。キドキドには、実際にキドキドを体験し、子どもの日々の変化を発見したお客様からよろこびの声が届いています。
たっぷり遊んだ子どもたちは、自然におなかが減り、たくさん食べ、排泄をし、心地よい疲れとともにぐっすり眠ります。子どもにとってあたりまえともいえる健やかな生活には、あそびによって思いきりからだを動かすことがとても重要なのです。
私たち人間が毎日、無意識に行っている複雑なからだの動き。実はこれは、36パターンに分類される基本動作からなっています。この基本動作は、幼児期にできるだけたくさん経験し、身につけることが望ましいとされています。なぜなら、運動に関係のある脳の神経系の発育は、12歳までにほぼ100%に達するからです。この時期に身につけた動きは、生涯消えることはありません。
山梨大学 学長の中村和彦氏は、近年の子どもの運動能力の低下の原因として、「基本的な動きが未発達であること(動作が上手でない)」と「運動量の不足」を挙げています。キドキドでは、子どもの好奇心を刺激し、できるだけ多くの「動き」を体験できるよう、遊具からデザイン、しかけについてさまざまな工夫をこらしています。
次のような実験を行いました。キドキドと保育園の両方で、同じ子どもたち(10人の5歳児)に30分間自由に遊んでもらい、体験する動きの種類と運動量にどれほどの差が生じるかを記録したのです。すると、通常保育の環境に比べて、キドキドで遊んだ場合のほうが2倍以上も運動量が上回っていたのです。
さらに、子ども一人一人について調査員がどのような動きをしているかをカウントした結果、36の基本動作のうち、たった30分で26の動きを体験していたことがわかりました。
子どもたちに何かを身につけさせようとするとき、私たち大人は「教えよう」「訓練しよう」と思いがちです。しかし、基本的な動きを習得するには、トレーニングよりも子どもにとって「楽しい!」と思えるあそびの体験のほうが効果があったのです。またキドキドでは、大人から普段「からだを動かすのが好きでない子」に見えている子どもも、「からだを動かすのが好きな子」に見えている子どもも関係なく、すべての子どもが思いきり楽しんでからだを動かしていることがわかっています。
「丘で生まれ、
歩きはじめて町に出て、
たくさんの人と出会い、
やがて海から旅に出る」
これは、キドキドの環境デザインのコンセプトです。キドキドは、<ディスカバリータウン><アクティブオーシャン><ボールプール><ジャングルアイランド>といったように、コンセプトのストーリーに合わせてゾーニングがなされています。基本的には、何歳の子がどのゾーンで遊ぶという決まりはなく、どこにいても各年代に合った遊び方ができるのがキドキドの特徴です。遊び環境に大切な安心・安全性は確保しつつ、少しはころんだりぶつかったりの経験は必要との観点から、あそびの中にはちょっとしたチャレンジも盛り込んでいます。
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