子どもにとって遊びとは、発達に欠かせないもの

ボーネルンド キドキド

子どもにとってあそびとは?

子どもにとってあそびとは、「生きること」そのもの。
子どもはあそびながらたくさんのことを学び、成長し、心を豊かに育みます。

遊ぶから、子どもは成長できる

子どもにとってあそびは、食べたり飲んだり眠ったりといった、人間の生命を維持する行為と同じように大切です。
子どもの発達にとって、遊びはなくてはならないもの。子どもは遊ぶことによって成長します。

子どものあそびは、発達の段階に伴って変化します。まだ小さなからだを動かして夢中で運動遊びをすれば、ときにはケガをします。頭を使う知育遊びでは、悩み、つまずき、やがて解決策にたどりつくでしょう。乳児期から幼児期、その先へとあそびの階段を上りながら、子どもは自ら試練を乗り越え、また新たなあそびを見つけます。その過程で工夫をこらし、試行錯誤しながら学び成長していきます。

子どもは大人が想像する以上に、人生にとって大切なことを、「あそび」ながら自ら獲得していくのです。

「あそび」は子どもの「やってみたい」から始まる

「あそび」と聞くと、「勤勉」や「努力」の対極にあるものと感じるかもしれません。

「あそび」と似たようなニュアンスの言葉に、「娯楽」があります。両方とも、とても耳慣れた言葉です。どちらも何となく「楽しい」という共通点があるように思えますが、しかし「あそび」と「娯楽」、両者を比較すると、右の図のような違いがあるとボーネルンドは考えています。

端的にいうと、あそびは自発的なもの、娯楽は受動的なもの。あそびは、子どもの「やってみたい」という気持ちからスタートするものであって、決して「やりなさい」と命じられてするものではありません。一方、娯楽はテレビゲームや電気仕掛けのおもちゃのように、スイッチを入れればあとは受動的に物事が進んでいくもの。遊びも娯楽も、人生を豊かにするものに違いはありませんが、乳幼児や成長過程の子どもにとっては、あそびの方がより重要だと、私たちは考えます。

大人みんなで、子どもの「あそび」を増やそう

オランダの歴史学者、ヨハン・ホイジンガは著書『ホモ・ルーデンス』の中で、「あそびは人間活動の本質である」と唱えています。また、1990年には世界中の子どもたちがもっている権利を守るため、国際条約として「子どもの権利条約第31条」が発効され、子どもが遊ぶ権利が保障されました。世界では、子どもの成長にとってどれほどあそびが大切かが認知されているのです。

日本でも、子どもの「あそび」を大切に考え、大人みんなで子どもが遊ぶ機会を増やせるようにしたい。私たちはそう願っています。そしてキドキドがその役に立てば、こんなにうれしいことはありません。

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