繰り返しの欲求を満たすあそび
クーゲルバーンは、ボールを転がすと必ず同じ道すじを辿って同じところに戻ってくるあそび道具です。子どもには、飽きずに何度も同じことをしたがる傾向があります。同じことをすれば同じ結果になることを確認したり、自分がおもしろいと感じたりしたところをもう一度味わいたいのです。また、クーゲルバーンは玉が転がる途中で隠れたり、また出てきたりする動きから、「保存の概念※」の体験にもつながります。
※保存の概念とは、「隠れていたりして見えていなくても、なくならずにそこにあること」、「物の数量はその形が変わったとしても、同じままである」という理解のことです。
Follow Me!