祝!20周年
スペシャルインタビュー

日頃からキドキドを応援してくれている皆さんに、キドキドとの出会いのきっかけや魅力についてお聞きしました。

亀山耕平さん
元体操日本代表選手

キドキドで、子どもの成長を実感しています

キドキドは長女が1歳になる前からよく利用していました。キドキドにいるととにかく時間がたつのが早い! 子どもが何時間でも遊んでいるので、いつも妻と交代しながら見ていました。

いま長女は5歳になりましたが、キドキドには今もときどき遊びに行っています。小さい頃はたどたどしかったのに、今は大きな遊具もすごいスピードで登ったり、ボールを投げるのも上手になっていたりして、成長を感じますね。今はまだ網のはしごは難しいようなのですが、これもこれからだんだん上手になるのかなと思うと、いまから楽しみです。

キドキドって、トランポリンや大きなブロック、回転器具とか、“公園に無いもの”にあふれていますよね。遊びながらいろんなことを体験できるのも親としてはうれしい。投げる、まわる、走るとかの運動はもちろん、ブロックを組み立てたりごっこ遊びしたり、頭や心の発達も獲得できる施設って、他にあまりないと思います

現役時代は、自分の中にいつもコーチがいました

僕は今、「こどもみらい応援プロジェクト」として、出身地の宮城県を中心に小学校に出前授業をしています。1年半で小学校のべ62校からご依頼を受け回っている最中ですが、今後もどんどん増える見込みです。子どもたちの世界を少しでも広げたり、刺激を与えることができたらと思い取り組んでいる活動です。

小学校で体操の授業をしていると、跳び箱が飛べない子は何人もいます。でもそれって技術的に改善すればほぼ全員飛べるようになるんです。何回か失敗してしょんぼりと丸まっていた子の背中が、だんだんまっすぐになって、飛べたあとは自らさらに高い段に挑戦していく、そんな光景を何度も見てきました。

現役時代は個人競技だったこともあり、コーチももちろん必要なのですが、自分の人格のなかにコーチがいないとだめだとずっと思っていて。技術面もメンタル面も研究して、その自分の中のコーチが練習の計画を立て、やる気がない怠惰な自分を励ましていました。なのでコーチングは自分の中でも自信のある領域です。

集中して没頭する。イベントではそんな時間を提供したい。

体操をやっている子どもは、自分のからだを自分であやつる身体操作感や身体所有感にすぐれているそうです。僕は他の競技をやったことがないのですが、26歳のころけがをしたときに足のトレーニング代わりにサッカーのリフティングをしてみたところ、たった5回しかできなかった。それが1か月ぐらい練習したら500回できるようになりました。ひたすらリフティングに没頭していたのを覚えています。体の動かし方の基礎ができていたことと、楽しくて気持ちが盛り上がり、どんどん集中できたことが大きかったと思います。

キドキドでのイベントでは、前転や後転などの技術もお伝えしますが、夢中で取り組むことで「楽しかった!」という気持ちを持ち帰ってもらいたいです。回転を中心に、いままでやったことのない動きで体に刺激が入るので、それも含めて楽しい時間になると思います。「こういうところいいね」「こうするともっといいよ」といったポジティブな言葉がけは、僕の得意なところなので、ぜひおまかせください。

亀山耕平さん

3歳から体操を始め、東京オリンピックを含む計4度の日本代表を経験し、世界大会で金メダル一つ、銀メダル一つを獲得。現在は、タートルパートナーズ代表を務め、世界に羽ばたく人材を育成するべく、Gymwith仙台体操スクール、講演活動、こども未来応援プロジェクトなどを運営している。

20周年は
イベントがいっぱい!

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