日頃からキドキドを応援してくれている皆さんに、キドキドとの出会いのきっかけや魅力についてお聞きしました。
初めて間近でボーネルンドさんのあそびのパワーを体験したのは、2023年に出演したイベント「JFAユニクロサッカーキッズ」です。会場ではボーネルンドが大型遊具を何点か展開していて、僕が監修しているフィットネスプログラム「EPI」(ダンス要素を取り入れた有酸素運動や体幹トレーニングを中心に、楽曲を使用しみんなで楽しく取り組むプログラム)とコラボブースを実施させていただきました。LDHの楽曲に合わせて、エアトラックの上でリズムに合わせてジャンプするなど、ダンスを軸にして体を大きく動かす体験ができてとても楽しかったし、何よりも、子どもたちが夢中で飛び跳ねている様子を目の当たりにして、これは本当に素敵だな!と。
僕がリーダーを務める子ども向けユニット「EXILE B HAPPY」の初めての単独ライブを控えていて、ライブ会場にも子どもたちのためのあそび場が作れたらと思っていたところだったので、その場ですぐ名刺交換させていただいたのが、始まりです。
子どものあそびや学びについてはずっとアンテナを張ってきたので、ボーネルンドさんが扱っている遊具やあそび場のことは以前から知っていました。質の高いイメージでとても興味はあったのですが、このイベントでの出会いで具体的な展開イメージが一気に頭に浮かんできて。とくにエアトラックは、音楽とダンスの要素を組み合わせることで、すごく楽しいことができそうだなと、とてもわくわくしました。
僕はEXILEに加入してから、もう15年になります。ファンの方の中には、お母さんになった方もたくさんいて。子どもと一緒に、何なら3世代で音楽を楽しんでいる、そんな光景を見てみたいとずっと思ってきました。子どもたちをリアルにフィーチャーしながら、親も子ども安心して過ごせる場を作りたかった。ダンスだけではなくミュージカルやお芝居の要素を取り入れたEXILE B HAPPYのライブでは、それが実現できたと感じています。
ロビーにはキドキドで人気の大型遊具を配置、プレイリーダーも駆け付けた
子どもたちの声がステージにもたくさん聞こえてきて、自由に楽しんでくれているのが伝わってきました。赤ちゃんが何度もハイハイで舞台に上がろうとするハプニングもあって、ステージをおおいに盛り上げてくれました。自分がこれまで重ねてきた経験の集大成といえるライブになったと思うし、その輪の中にボーネルンドさんが入ってくれていたのは、自分にとってもとてもうれしいことです。
ダンスレッスンなどで僕がまず最初に教えるのは、ジャンプです。ジャンプとクラップさえあれば、そこにダンスが生まれます。自分のリズムで自由に動く楽しさに、さらに音楽が加わることでダンスの扉が開く。子どもは、好きな音楽がかかると自然に飛び跳ねたり走ったりしますよね。自分の動きが音楽と一致した!と感じる感覚こそが、ダンスの楽しさ。子どもたちには、まずその感覚を体験してほしい。複雑なリズムにチャレンジしたりするのは、その次の段階。そうやって自分の身体を少しずつ思いのままに動かすことができるようになれば、もうその子はダンスに夢中になっているはずです。
株式会社expgは、ダンススクールやEXPG高等学院を運営しています。年月を積み重ねるほどに、変化やチャレンジが難しくなることもあります。自分たちの力だけでは成し遂げられないこともたくさんある。志を同じくするさまざまな企業や仲間とコラボしながら、子どもたちの多様な未来のために、スクールや高等学院を活性化し、さらなる次のステージにチャレンジしたいと思っています。
株式会社expgは今年で設立21年なので、キドキドとほぼ同い年。これからもEXILE B HAPPYのライブはもちろん、ダンスプログラムなど一緒に取り組みを進めていけたらいいですね。
1981年2月18日生まれ、神奈川県出身。
EXILE/EXILE THE SECONDのパフォーマー。2007年に二代目J Soul Brothersメンバーに抜擢、2009年EXILEに パフォーマーとして加入。2015年には自身がプロデュースするコーヒーショップ「AMAZING COFFEE」を立ち上げ現在は全国に3店舗を構える。2018年に早稲田大学大学院 スポーツ学科研究科の修士課程を卒業し、アーティスト初となる中学校のダンス映像教材『中学校の現代的なリズムのダンス授業 〜ダンスレクチャームービー〜』を製作、文部科学省選定を受けた。アーティスト活動のみならず、厚生労働省の健康クリエイターや、昨年10月からはエンタテイナーを育成していく本格的なスクール、株式会社expgのCEOに就任。ダンス×エンタテインメントを通じて、教育、健康、飲食など様々なジャンルで活動している。